以前記事を書こうとした時に、パワースポットは何かについて調べたことがある。
経営者がなぜよくパワースポット巡りをするかについてで、そもそもパワースポットは根拠や認定があるのかと疑問に思ったからだ。
調べてみると、明確な規定はなく、神社仏閣や大木(御神木)、湧き水の場所、竜神が住んでいたなどの謂れがある場所など、古くからの信仰や自然な豊かな場所であることが多かった。
子供の頃に高野山を見た衝撃から、かなり経過して史跡めぐりが始まった起点は宗像大社だ。
大阪で生まれ育ち、広島、そして学生時代から北九州に住んで20年近く、今ほど神社仏閣に行くことはなかった。
福岡生まれの友人から「車を買うとまず宗像大社に行く」と聞いても、「へぇ(車の神様?)」と気のない返事を返していたことを思い出す。
移住する前から興味があった北部九州の古代史。
移住した豊前市は修験者の修行と暮らしが今なお山中に残り、宇佐神宮がある宇佐市、謎が多い霊山「八面山」がある中津市、豊前から一番近い国東半島エリア豊後高田市、それにみやこ町や日田市英彦山など、車で約一時間県内に濃くて楽しい歴史が残るエリアに囲まれている。
このすごい歴史が残せないかと、色々なメディアで個人的に情報発信を行ってきた。