以前、国東半島の北端の小さな神社「伊美崎社」のお賽銭箱に、宇佐八幡宮とは逆向きの右三つ巴紋が刻まれていました。(GoogleMapの画像で確認)
そこでその紋に気がつくまで、三つ巴紋に向きの違いがあるとは知らず、意識したこともありませんでした。

なぜ向きが違うのか?意味があるのか?
気になって調べていると、左向きと比べ数は少ないながらも右向きの三つ巴紋を見つけることができました。
(それについては以下の記事で詳しくお伝えしています。)

それから読者の方から情報提供があり、国東半島エリアから海を渡った四国の愛媛県の氷見という町の「石岡神社(いわおかじんじゃ)」の社紋も「右三つ巴紋」であることを知りました。
国東半島から海を挟んだ四国の愛媛県の神社に「右三つ巴紋」。
世界史の本を読んだ時に知ったのですが、古代の移動といえば水路だったそうです。
川や、内海。
海から川、そこで山にたどり着く。
では国東半島→四国ということは、瀬戸内海を通じてその先にも右三つ巴紋が見つかるのでは?と推測して調べたところ、奈良県の山深い「吉野」の神社のホームページで右三つ巴紋を見つけました。
見つけたのは元官幣大社 龍神総本宮 丹生川上神社上社のホームページです。
右三つ巴紋がはっきりと表示されていました。
丹生川上神社は日本最古の龍神を祀る神社として知られているようです。
龍神と右三つ巴紋には、何か関連があるということでしょうか。
また何か分かればこの記事にも追記していきたいと思います。
追記:貴船神社の一対の龍神は、安曇磯良と瀬織津姫(豊玉姫)?
一対の龍神について調べているうちに、ある本と出会ってつながった謎のキーワード。
