移住してから何度か訪れた、上毛町垂水の八坂神社。
明治時代の神仏分離令の後、「瀧ノ宮牛頭天王宮」から名を改められたという。
国東や宇佐、中津の八面山がよく見える、山国川のそばにある高台の神社は、とても眺望がよい。
神社と同じエリアには整備され、遊具もある牛頭天王公園があり、そこでは弥生時代の遺跡も見つかっているそうだ。
古代の人たちもここにいて、同じ景色を見ていたのだろう。
そんな神社で奉納されていた唐原神楽を見に行ったのは、12月上旬。
陽が出ていても、川の側だからか風があり、冷たさを感じた。
じっと座る必要があるお囃子の方にはストーブが近くに置かれていた。
相当冷えるに違いない。
舞い手たちはどうだろう。
あれだけ動けば寒さを感じないのではないだろうかと思う、ダイナミックな動き。
鬼に技をかける神職?を見て観客から歓声のような笑い声。
バケツにいれた水を柄杓ですくって勢いよく神輿にかけているように見えた。
短い時間であったけど、神楽殿での舞も見ることができた。
いつかここの神社で夜の奉納も見学したいものだ。