高龗神と闇龗神は一対の龍女神、市杵島姫命と瀬織津姫?(ミズハノメノカミ)。宮崎県の古社の伝承

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「豊のくにあと」を運営し、日本の神社や歴史の謎を追う旅を続けていて、この道のりが面白いのは、「神と神社に注目すると、文献や考古学だけでは見えないものが見えてくる」という、静岡理工科大学の矢田浩名誉教授の言葉を実感できるからかもしれません。

神社を訪れるたびに、思わぬ情報に巡り合うことがよくあります。
宇佐市の高家神社では福岡県宗像地方との古い関わりが、乙咩神社(おとめじんじゃ)では、かつて「乙比咩神社(おとひめじんじゃ)」と呼ばれていたことが伝わっていました。
まるで、歴史のヒントが、あちこちに隠されているかのよう。

一つずつ紐解いていくのが、何よりの楽しみです。

そんな中、今回、この「神と神社」の重要性を改めて教えてくれたのが、宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町にある鞍岡(くらおか)の祇園神社の公式ホームページでした。

そこに記されていた伝承は、私たちが長年追い求めていた高龗神(たかおかみのかみ)と闇龗神(くらおかみのかみ)の正体に関する、ある一つの可能性を示唆してくれたように感じられたのです。

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この記事を書いた人

2021年に豊前市へ移住。フォトライターとして、旧・豊の国エリアの史跡、神楽、祭りなどをカメラで記録し、「日常を離れた一人の時間」の魅力を発信しています。

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