豊前市に移住する前は、ちょっと遠い観光地が今や車で片道1時間弱程度の距離にたくさんある。
特に景勝地(ビュースポット?)といえば中津市の耶馬渓、みやこ町の伊良原、宇佐市の安心院町などがすぐ浮かぶ。
それ以外でもたくさん景勝地はあり、そのうち安心院町に行く途中に通る鷹栖観音堂のエリアも気になっていた。
厳しすぎた暑さが落ち着き、10月に入って秋らしくなってきた上旬に、初めて鷹栖観音堂にも足を運んでみた。
川の手前にある「鷹栖つり橋公園」の無料駐車場に車を停めて、さぁつり橋を渡ろうかと目前を見たら、想像以上のつり橋の立派さに驚いた。
驚いたといえば、つり橋を渡る際に見える駅館川や鷹栖観音堂側の景色、それに駐車場に戻って来る時の和尚山の景色。
Googleのレビューで「何があるというわけでもないがすごい」というような感想を見た覚えがあるが、その言葉どおり、京都のように分かりやすい何かがそこにあるわけではないのに、「すごい」と感じた。
すごくて、そして不思議と心地よい空間だった。
山の匂いもとてもよい。
四季の景色をここでまた撮ってみたいと思った。
鷹栖観音堂の場所
〒879-0467 大分県宇佐市山本
鷹栖つり橋公園の情報(駐車場)
〒879-0466 大分県宇佐市上拝田828
鷹栖観音堂の情報
鷹栖つり橋公園付近は古くから景勝の地として知られています。岸壁の窪みにつくられた縣造りの観音堂を中心とした景観は「小耶馬溪」とも「鷹栖の仙境」とも呼ばれています。
上拝田地区と対岸の鷹栖観音堂地域をつなぐ全長132.5mの歩行者専用のつり橋は、鷹が対岸の百間岩にある巣へと飛び立とうとする姿、また、観音堂がある対岸に向かって合掌している人の姿を表現したデザインとなっています。
宇佐市観光協会Webサイトから引用
駅館川をまたぐ大きな吊り橋で観音堂がある対岸へとつながる広い公園。渓谷の雄大な景色が楽しめます。観音堂は1300年ほど前に僧・法蓮によって宇佐神宮弥勒寺の塔頭のひとつとして建立されたと言い伝えられています。