こんにちは、「豊のくにあと」運営者の「ぶぜんノート」です。
このページをご覧いただいた方は、おそらくこのサイトを何かのキーワードで探しているところ、たどり着いた方が多いのではないかと思います。
このサイトでは私が調べている歴史の謎を、歴史の専門家ではないフォトライターが、現地に足を運び、現地の人の声を聞いたりしたことを、本などで調べながら綴っています。
実は最初から謎を追っていたわけではありません。
都会で暮らしていた時に、ふと立ち寄った宗像大社で過ごし、その時の居心地のよさに、神社仏閣のような自然に囲まれたスポットに興味を持ちました。
北九州から東の京築・豊築エリアから宇佐神宮がある宇佐市、さらに国東半島とエリアを行動範囲を広げていきました。
写真を撮って、記事を書いていくうちに、「なぜ山の中に海神社があるのだろう」「なぜ明治時代に神社名が変えられたんだろう?」「瀬織津姫…聞き慣れない御祭神だけど何の神様?」などと素朴な疑問を持ちました。
それに対してすぐに回答を得ることができませんでした。
身近にあることなのに、どうして知ることができないんだろう。知りたい。
調べてみよう。
もっと色々な場所にも目を向けてみよう。
その足跡を形に残しています。
もしかしたら同じキーワードを探している方になら、何かヒントになる情報があるかもしれません。
このガイドページでは、全体のイメージがつきやすいよう、以下のようにグラフィック化しました。
このガイドページでは、全体のイメージがつきやすいよう、以下のようにグラフィック化しました。
この画像をご覧いただいたうえで、以下の記事を、興味があるところからご覧いただけたら、私が持っている疑問・謎が伝わりやすいかと思います。
教科書で学ぶ歴史は点と点の羅列のようで、つながりが理解できるものではありませんでした。
なので自分で調べながら「こういうことだったのか?」と推測して楽しんでいるものですので、あくまで一個人の素朴な疑問と推測記事であることを念頭に置いてご覧いただけたら幸いです。
豊のくにあと
【社紋の謎を追う】右三つ巴紋と左三つ巴紋、その意味の違いに迫る
家紋の世界と同じように、神社にもそれぞれの社紋があります。 最近、Googleマップで見つけたある神社の「右三つ巴紋」が気になって以来、この紋について色々と調べていま…
豊のくにあと
右三つ巴紋と逆立ち狛犬が、海人「安曇氏」と安曇磯良のルーツをつなぐ鍵?
国東半島で初めて「巴紋」に向きの違いがあることに気付きました。 国東半島の北端付近の、伊美崎社で見つけた「右三つ巴紋」。 宇佐神宮やほとんど多くの八幡系の神社の紋…
豊のくにあと
高龗神と闇龗神は一対の龍女神、市杵島姫命と瀬織津姫?(ミズハノメノカミ)。宮崎県の古社の伝承
「豊のくにあと」を運営し、日本の神社や歴史の謎を追う旅を続けていて、この道のりが面白いのは、「神と神社に注目すると、文献や考古学だけでは見えないものが見えてくる…
豊のくにあと
貴船神社の御祭神「高龗神」「闇龗神」は、安曇磯良と瀬織津姫(豊玉姫)?
以前、「宇佐市や中津市に貴船神社がやたら多いのはなぜ。」という記事で、大分県宇佐市や中津市を中心に、かなりの数の貴船神社があることに驚いた記事を書いていました。…
豊のくにあと
宇佐神宮の真の御祭神は誰だったのか? 比売大神・瀬織津姫・卑弥呼説を読み解く
神社を巡る中で、「どうして逆向きなのだろう」と素朴な疑問を持ち、色々調べるようになりました。 こちらの記事「【社紋の謎を追う】右三つ巴紋と左三つ巴紋、その意味の…
豊のくにあと
【謎の女神】瀬織津姫を追う旅:隠された存在と水の神・龍神信仰の繋がり
日本の古代史や神社の謎を紐解いていくと、たびたびその名が浮上する、ある女神がいます。 その名は瀬織津姫(せおりつひめ)。 前回の記事で、宇佐神宮の真の御祭神がこの…
豊のくにあと
【天照大神は男神だった?】修験僧・円空の仏像が示唆する古代の神々の姿
日本の最高神とされる天照大神(あまてらすおおかみ)は、一般的に女神として認識されています。 しかし最近、「天照大神は男性ではないのか?」という説を目にすることが…
豊のくにあと
史書が語らない「一対の謎」、石灯籠に隠された男神と女神
宇佐神宮や六郷満山の歴史書を読み進めるうちに、あらためて自覚したことがあります。 自分が本当に知りたいのは、その文献に書かれる以前の歴史だ、と。 それは、史書には…
豊のくにあと
欠けていた歴史の謎の鍵、安曇磯良
大分県中津市、周防灘に面した海辺にひっそりと鎮座する闇無浜神社。 その御祭神の一柱である「瀬織津姫」は、謎に包まれた存在でした。 男神と女神、一対の龍神の謎を追っ…
豊のくにあと
牛頭天王(スサノオ)と瀬織津姫の関係、そして「隠された神」の真実を追って
日本の歴史や信仰を深掘りする中で、特に興味を惹かれたのが、牛頭天王(ごずてんのう)と瀬織津姫(せおりつひめ)という二柱の神様です。
豊のくにあと
滝ノ宮(瀧宮)と牛頭天王信仰、そして「消された繋がり」とは?
地域の史跡を巡る中で特に興味を惹かれたのが、「滝ノ宮(瀧宮)」の存在です。 特に、豊前(ぶぜん)の八坂神社の謎を追ううちに、上毛町垂水(たるみ)にある八坂神社の…
豊のくにあと
出雲大社「潮汲み神事」の深層:須佐之男命と祓い清めの系譜、そして全国に広がる古代の繋がり
今回注目するのは、全国の八百万の神々が集う地、出雲です。 その地域で行われる風習「潮汲み」について、調べてみたところ、須佐之男命(スサノオノミコト)、そして「消…
豊のくにあと
宇佐市や中津市に貴船神社がやたら多いのはなぜ。
(この記事はnoteで2022年8月3日に公開した記事を移行したものです) 子供時代に大阪に住んでいた時、貴船神社といえば京都府左京区鞍馬貴船町の貴船神社ひとつでした。(川…
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貴船神社に潜む謎。鍾馗様とスサノオが繋ぐ、高龗神・闇龗神の隠された正体
先日、読者の方から大変興味深いお便りが届きました。 それは、福岡県の駅館川(やっかんがわ)流域に点在する貴船神社と、そこに祀られている「鍾馗(しょうき)さま」の…
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【宇佐市】貴船神社(下拝田)で探していたキーワードがいくつも見つかりました
移住してからずっと不思議に思っていた、宇佐市や中津市に多くの貴船神社が存在する謎。 「本拠地の京都には1ヶ所しか貴船神社が無かったのに、なぜだろう?」そう思って…
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【陰陽一体の神々】菊理媛と句句廼馳神、瀬織津姫と牛頭天王が織りなす古代信仰の対
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豊のくにあと
【金毘羅信仰のルーツを探る】風と雲を司る神「金毘羅様」と古代信仰の繋がり
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豊のくにあと
【金毘羅様と隠された神々】大物主神・饒速日命・妙見信仰が繋ぐ日本の古代史
これまでの探求で、親しみ深い「こんぴらさん」が、実は「海の神様」というイメージだけでなく、「風と雲の神様」としての古くからの神格を持っていたことを知りました。
豊のくにあと
【木の神々の秘密?】句句廼馳神とスサノオ、そして徐福・饒速日命のつながり
以前この記事で、福岡県みやこ町の隠れ里・伊良原で、「木の守護神」とされる句句廼馳神(くくのちのかみ)を知り得たことをお伝えしました。 そして、天照大神=男神説を…
豊のくにあと
句句廼馳(久久能智)神を祀る神社(GoogleMap)
日本の古代史、特に記紀神話の背後に隠された神々の足跡を追う「豊のくにあと」。 今回は、木の神とされる句句廼馳神(久久能智神)に焦点を当て、全国に点在するその神を…
豊のくにあと
豊の国を巡る「高倉」の謎:海を統べた龍神と隠された渡来の系譜
実際に史跡を巡るうちに浮かんだ疑問を自分なりに調べ続けています。 これまで、宇佐市の乙咩神社の旧称「乙比咩社(おとひめしゃ)」から乙姫(豊玉姫)という御祭神を追…
豊のくにあと
熊野磨崖仏に隠された「薬師如来」の謎:牛頭天王と消された信仰の系譜
今回は、大分県豊後高田市の熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)にある大日如来像が、元々は薬師如来であったことについて、詳しくお伝えします。