古来より、日本各地には数多の神々が祀られてきました。
しかし、その中には、歴史の表舞台から姿を消し、ひっそりと隠された存在として語り継がれてきた神様もいます。その代表格こそが、瀬織津姫(せおりつひめ)。
瀬織津姫は、水の神、滝の神、祓(はらい)の神として、古来より人々の穢れを清め、厄災を祓う力を持つと信じられてきました。
しかし、その名前が記紀神話から消されたり、他の神様の影に隠されたりしてきた経緯は、今なお多くの歴史愛好家が謎として追っています。
「なぜ、その存在は隠されたのか?」
今回は、その謎解き旅の一環として、福岡県内で瀬織津姫が祀られているとされる神社をリスト化しました。
自分のメモ代わりでもありますが、よろしければご参考にどうぞ。
瀬織津姫が御祭神の神社リスト
*祓戸神社
〒179-0076 東京都練馬区土支田4丁目28−1 土支田八幡宮(どしだはちまんぐう)(境内社)
HP:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/nerima/2897/
*水神社
〒132-0014 東京都江戸川区東瑞江1丁目18 豊田神社(境内社)
*日比谷神社
東京都港区新橋4-13-9→〒105-0021 東京都港区東新橋2丁目1−1
HP:https://www.hibiyajinja.net/
*祓戸社
〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北1丁目25−5 神明宮(境内社)
GoogleMapには「阿佐ヶ谷神明宮」と記載。
東京都内最大級の伊勢神宮勧請の神社。
*祓戸神社
〒167-0043 東京都杉並区上荻4丁目19−2 荻窪八幡神社(境内社)
HP:https://www.ogikubohachiman.org/
*祓戸神社
〒158-0082 東京都世田谷区等々力3丁目27−7 玉川神社(境内社)
扁額が無い鳥居がある。
HP:https://tamagawa.lp-prime.com/?utm_source=google&utm_medium=maps
*祓戸神社
〒158-0091 東京都世田谷区中町3丁目18−1 中町天祖神社(境内社)
*祓戸神社
〒185-0023 東京都国分寺市西元町1丁目13−23 本村八幡神社(境内社)
「国分寺薬師堂とほぼ併設」という情報。
*小野神社
HP:http://kitatama.jp/modules/weblinks/singlelink.php?lid=14
*大国魂神社
〒183-0023 東京都府中市宮町3丁目1
HP:https://www.ookunitamajinja.or.jp/
六ノ宮ある中で、一ノ宮の御祭神「小野大神」=天ノ下春命・瀬織津姫命の二柱と確認
*人見稲荷神社
*祓戸神社
〒183-0005 東京都府中市若松町5丁目7−6 人見稲荷神社(境内社)
*小野神社
「武蔵国開拓の祖神=武蔵国開拓の祖神である天下春命(あめのしたはるのみこと)又瀬織津比咩命(せおりつひめのみこと)」と神社HPに記載。
瀬織津姫関連記事
「貴船神社」と「瀬織津姫」そして「水の神・龍神」との関係について考察を進めています。

瀬織津姫と牛頭天王の関連が消された理由とはなぜ?

参考書籍について
※書籍内の「瀬織津姫神全国祭祀社リスト」を参考にしておりますが、このリストは「神社本庁・各神社庁の資料、および各市町村史(誌)等を参考に、原則として『瀬織津姫』と祭神表示してまつっている神社に限定して掲載」しているそうです。(=天照大神荒魂・八十禍津日神・祓戸大神等の異称表記は除いておられる)