古事記の蛭子(ひるこ)は手足がない「竜神」を示していた?

ライターのつぶやき
  • URLをコピーしました!

古事記に出てくるイザナギ・イザナミ神の子である手足が萎えて生まれた「蛭子(ひるこ)」は、「えびす様」と同一視されているというが、「手足が萎えて」という表現は、手足がない蛇のような形を示していたのではないか。

そして海に流されたという「蛭子」、海の神様ともいわれる「えびす様」、共通する「海」というキーワード。

古事記の「蛭子」とは海の竜神を示しているのではないだろうか。

現代の私たちがイメージする竜には手足が小さくあるが、古代の竜とは手足が無い姿をイメージされていたという情報もある。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2021年に豊前市へ移住。フォトライターとして、主に福岡県の豊前市・上毛町・吉富町・築上町・みやこ町・行橋市・苅田町、および大分県の中津市・宇佐市・豊後高田市・国東市といった旧・豊の国エリアを活動範囲としています。
カメラを持ってフラッと6時間のカメラ旅に出かけ、このエリアの史跡、神楽、祭りなどを記録し、「日常を離れた歴史の世界」の魅力を発信するほか、古民家図書館を運営。

免責事項とお願い

当サイトの記事の考察は、史書に基づかない推察を含みます。あくまで一つの仮説としてお楽しみください。

目次