神社にある二本の石柱の名前は「標柱(しめばしら)」

神社の入口にある二本の石柱の名前は「標柱(しめばしら)」
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20年ほど住んだ北九州市から豊前市に移住して、立ち寄った神社を見ると神社の鳥居の前や社殿の前に二本の石柱が立っていることが気になりました。

北九州では意識していたから目に入らなかったのかもしれませんが、豊前エリアにやってきて、やたらと目についてしまうのです。

あれ、ここにも、あっちにもあると。

神社の入口にある二本の石柱の名前は「標柱(しめばしら)」
築上町 小原正八幡宮の標柱

それである時つぶやくような気持ちで、以下の記事を綴っていました。

最近この記事を読んでくれた方から情報提供があり、この二本の石柱の名前が分かりました。

「標柱(しめばしら)」というそうです。

また、標柱以外にも「注連鳥居(しめとりい)」「注連石」「華表(かひょう)」など地域で呼び方が異なること。

鳥居の一種であり古い形とも、注連縄を張り境界を示すもので、奈良の大神神社にある木製ものが元来で、近世期に石製になったことや、多くは西日本で見られることも教えていただきました。

以下の詳細記事のリンクも読者の方に情報提供いただきました。

ほかにも

  • 主に瀬戸内海沿岸で見られる
  • 糸島など筑前国の神社でもよく見かける

と教えていただき、「豊のくにあと」で謎を追っているエリアとかぶっていることが分かりました。

この標柱について、また分かることがあればお伝えしたいと思います。

もし何かご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ以下の写真募集企画にご参加いただけたら幸いです。

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この記事を書いた人

2021年に豊前市へ移住。フォトライターとして、主に福岡県の豊前市・上毛町・吉富町・築上町・みやこ町・行橋市・苅田町、および大分県の中津市・宇佐市・豊後高田市・国東市といった旧・豊の国エリアを活動範囲としています。
カメラを持ってフラッと6時間のカメラ旅に出かけ、このエリアの史跡、神楽、祭りなどを記録し、「日常を離れた歴史の世界」の魅力を発信するほか、古民家図書館を運営。

地域の宝を守るために。金色妙見宮の歴史継承プロジェクト(12/10まで)

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