ブログ一覧ページ
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古代史の謎
求菩提山の「鬼の石段」と熊野磨崖仏の「鬼が築いた石段」の伝承のつながり
求菩提山 鬼の石段 生まれて初めての低山登山体験は、豊前市のシンボルと言われる求菩提山だった。 その山では「鬼の石段」という約850段の石段があった。 深い山奥に、いったい誰がどうやって積んだのかと思う石段は、以下のような伝承が残っている。 「... -
古代史の謎
宇佐神宮二之御殿造営と豊前の白山神社の関係とは?
本州から豊前市に移住して史跡巡りをする中で、初めて訪れた下川底の白山神社は、特に印象的でした。 境内にそびえ立つ、まるで生き物のようにうねる巨大なクスノキ。その根の張り方に圧倒されます。しかし、この神社には、ある由緒が残されていました。 ... -
古代史の謎
神社の鳥居の前にある「二本の石柱」の謎
私は本州で育ち、現在は北部九州に住んでいます。 身近に古い神社が少なかったせいか、北部九州にある古い神社はとても興味深く感じられます。 大分県中津市本耶馬渓町 毛蕨神社の鳥居の前の石の柱 特に気になったのが、鳥居の前にある二本の石の柱です。 ... -
古代史の謎
山の中に残る「海」の痕跡――国東半島と宇佐の不思議
神社や仏閣を巡る中で、不思議なことに気がつきました。 それは、海から遠く離れた山の中に「海の痕跡」が残っていることです。 大分県豊後高田市 天念寺の伽藍を構成する六所権現社(明治時代に「身濯神社」に変更)の本殿 例えば、大分県豊後高田市の天... -
ひとりカメラ旅
心と体が整う鎮守の杜歩き 妻垣神社(宇佐市)
「なんだかすっきりしない」日々の暮らしで消すことが難しい心身の澱みのようなもの… それが身近な森を歩くことで随分すっきりすることに気づいてから、時間ができたらカメラを持ってフラッと小さな旅に出かけるようになりました。 この記事では昨年訪れた... -
歴謎旅
【豊後高田市】雷鬼の岩屋古墳の近くで見つけた阿弥陀堂の屋根に右三つ巴紋
豊後高田市の古墳「雷鬼の岩屋古墳」を見に行った後、徒歩で近くの海神社に向かった。 海神社で古い瓦に天皇家と関連するような菊の紋を見た後、行きとは違う道を通って車を停めていた「雷鬼の岩屋古墳」に戻ろうと歩いた。 すると前方右側に民家のものに... -
歴謎旅
【豊後高田市】 雷鬼(いかずちおに)の岩屋古墳・海神社へ
宇佐市の乙咩(おとめ)神社で目にした「雷」の字が気になった。 あれは偶然だったのか、それとも何かの繋がりなのか。 答えを探すために、豊後高田市の「雷鬼の岩屋古墳」へ向かうことにした。 宇佐市の乙咩神社に行った時のこと 「乙咩」という珍しい字... -
古代史の謎
かつて「土蜘蛛」と呼ばれた人たちの謎
史跡を巡りながら歴史の謎を解き明かす旅をしていると、「土蜘蛛」という、ある存在にたどり着くことがあります。 実は、日本最古の歴史書とされる『古事記』や『日本書紀』に、土蜘蛛と呼ばれた不運な民のことが記されているのだ。ヤマト王権の黎明期の動... -
古代史の謎
【国東半島・豊後高田市】「天念寺」内の「身濯神社(六所権現)」で見つけた山の中の海「青海波」の意味とは
豊前市に移住してから国東半島、特に豊後高田市エリアは車で約1時間圏内で行ける場所が多く、よく訪れていました。 天念寺もそうでした。 昨年末、久しぶりに訪れた天念寺は、国東半島で平安時代に栄えた寺院群「六郷満山」を構成する寺院のひとつ。 その... -
歴謎旅
【宇佐市】大分県宇佐市と福岡県宗像市をつなぐ高家神社
移住した豊前市から国東半島に行く一般道は大きく2ルートあって、主要な道路である10号線を通らない場合、海に近い側のルートを走ることになる。 その道沿いにあり、気になって何度か立ち寄ったことがあるのは宇佐市下高家の高家神社。 高家は「たけい」と...



