【岡山県】謎の御祭神「瀬織津姫」を祀る神社リスト

【岡山県】謎の御祭神「瀬織津姫」を祀る神社リスト
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古来より、日本各地には数多の神々が祀られてきました。

しかし、その中には、歴史の表舞台から姿を消し、ひっそりと隠された存在として語り継がれてきた神様もいます。その代表格こそが、瀬織津姫(せおりつひめ)。

瀬織津姫は、水の神、滝の神、祓(はらい)の神として、古来より人々の穢れを清め、厄災を祓う力を持つと信じられてきました。

しかし、その名前が記紀神話から消されたり、他の神様の影に隠されたりしてきた経緯は、今なお多くの歴史愛好家が謎として追っています。

「なぜ、その存在は隠されたのか?」

今回は、その謎解き旅の一環として、福岡県内で瀬織津姫が祀られているとされる神社をリスト化しました。

自分のメモ代わりでもありますが、よろしければご参考にどうぞ。

目次

瀬織津姫が御祭神の神社リスト

*羽出神社(はでじんじゃ)

〒708-0511 岡山県苫田郡鏡野町羽出682

HP:https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/16972/

HPより「創建・由緒等不詳。明治四十二年十月二十二日村社に列した。荒川神社・国司神社・山祇神社を中嶋神社(現在地)に合祀した。羽出神社と改称現在に至る。」と記載。

 大美彌神社(おおみやじんじゃ)(参考書籍では「大三禰神社」と記載)(合祀)

〒708-0312 岡山県苫田郡鏡野町香々美995

HP:https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/16982/

香々美北神社(合祀)

〒708-0304 岡山県苫田郡鏡野町真経102

HP:https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/16984/

そばに「香々美川」が流れる。

*中谷神社(なかだにじんじゃ)(合祀)

〒708-0353 岡山県苫田郡鏡野町中谷4405

HP:https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/16960/

そばに「藤原藤房卿(万里小路藤房)の碑」。

森瀬神社

〒719-3505 岡山県新見市大佐布瀬2429

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=29188

そばに「小坂部川」が流れる。

*大滝神社

〒709-4243 岡山県美作市蓮花寺263

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=29412

*稲荷神社

〒709-4226 岡山県美作市鯰330−5 旭神社(境内社)

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=29406

「吉野川」そば。

 田殿神社

〒707-0012 岡山県美作市田殿706

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=29431

そばに「梶並川」が流れる。

 *林野神社(りんやじんじゃ)

〒707-0042 岡山県美作市朽木52

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=29400

そばに「吉野川」が流れる。

 *竹田神社

〒709-4245 岡山県美作市竹田1826

HP:https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/19386/

 

*八幡神社

〒709-4251 岡山県美作市白水2611

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=29408

そばに「白水川」が流れる。

*角南神社

〒709-4252 岡山県美作市角南223

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=29410

そばに「山家川」が流れる。

GoogleMapの投稿画像で「右三つ巴紋」を確認。

*早滝神社

〒701-2612 岡山県美作市滝宮89 天石門別神社(境内社)

HP:https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/19404/

そばに「龍宮湖」と「琴弾の滝」がある。

*滝神社

〒701-2601 岡山県美作市尾谷1873

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=29429

*錦織神社

〒709-3701 岡山県久米郡美咲町錦織1431

HP:https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/16791/

HPに「当社は、秦氏の祖霊社として、欽明天皇の御代、錦織古宮跡に建立されたのが創始で、その後、崇道天皇を始め素盞嗚尊を併せ祀っていたが、寛文7年、領主森長継公の臣、喜代須源右衛門が主命に依り、現在の地に奉遷した。

 明治6年  村社に列格

 明治11年 21社を合祀

 明治40年 神饌幣帛料供進神社に指定

 大正13年 郷社に列格

 秦氏は、秦の始皇帝の末裔であり、来朝帰化して、世々この地に住んで養蚕・機織・裁縫等の技術を伝へ、絹織物の一部は必ず朝廷に献上する等、朝廷の信望も厚かった。当社の近くに、絹屋敷・倉番・仕官谷等、往時を偲ぶ遺跡があり、そこで錦を織ったことから、錦織の地名が発生した。

 往昔、此の地に赤痢疫痢等悪病発生した時、当社に祈願すれば直ちに治癒すると言う故事がある。この事実が近隣に伝わると、入氏子として近隣近在から当社の氏子となる者、その数2千有余人に達した。故に、錦織神社は疫病除の神様として崇敬を集める。」と興味ふかい記述あり。

簗瀬神社(やなせじんじゃ)

〒709-3406 岡山県久米郡美咲町西川上7303

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=29189

少彦名神社(すくひこなじんじゃ)

〒709-4635 岡山県津山市油木北1608

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=29485

そばに「倭文川」「岩滝神社、輿渕神社」あり。

御崎神社

〒709-0505 岡山県和気郡和気町苦木311

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=28520

そばに「吉井川」あり。

「小さな滝」がある神社。

*高星神社

〒701-2511 岡山県赤磐市稲蒔480

HP:https://maps.app.goo.gl/WWhERR8BhwFKjMYC8

そばに「吉井川」あり。

河瀬神社

〒709-2132 岡山県岡山市北区御津草生1807

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=28323

そばに「旭川」あり。

滝奈神社

〒701-1341 岡山県岡山市北区吉備津931 吉備津神社(境内社)

HP:https://kibitujinja.com/

長い回廊で有名な大きな神社。

滝神社

〒704-8144 岡山県岡山市東区西大寺一宮1653

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=28570

参考書籍では「東区西大寺一宮1657」と記載。

*水門神社

〒710-0002 岡山県倉敷市生坂1451

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=28850

HPに「本神社は初め大川大明神と称し、昔蒼海であった頃、阿知の里の守護神として中庄村との間、烏帽子島という小島に鎮座せられていた。後に現在地に奉遷した。永禄3年(1560年)炎上し記録等が焼失した。翌4年再建。元禄12年(1699年)9月改めて再建。現在の建物である。元弘の頃(1331~34年)五町二反歩の神領があった。延宝年中(1673~81年)備前藩主から米一石五斗を享けている。明治初年村社に列せられ、昭和7年神饌幣帛料供進神社に指定せられた。」と興味深い記述あり。

*大川神社

〒710-0011 岡山県倉敷市徳芳279

HP:https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/16659/

そばに「天満宮荒神宮」あり。

*早滝神社

〒706-0153 岡山県玉野市滝773・774

HP:https://jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=6554

そばに「素戔嗚神社」「龍王宮」「川」あり。

GoogleMapの投稿画像で「春日灯篭」を確認。

このサイトで追っている「素戔嗚(牛頭天王)」「龍王」「川(水)」「春日灯篭」と複数のキーワードが合致する。

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「貴船神社」と「瀬織津姫」そして「水の神・龍神」との関係について考察を進めています。

瀬織津姫と牛頭天王の関連が消された理由とはなぜ?

参考書籍について

円空と瀬織津姫 上巻 北辺の神との対話

※書籍内の「瀬織津姫神全国祭祀社リスト」を参考にしておりますが、このリストは「神社本庁・各神社庁の資料、および各市町村史(誌)等を参考に、原則として『瀬織津姫』と祭神表示してまつっている神社に限定して掲載」しているそうです。(=天照大神荒魂・八十禍津日神・祓戸大神等の異称表記は除いておられる)

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この記事を書いた人

2021年に豊前市へ移住。フォトライターとして、旧・豊の国エリアの史跡、神楽、祭りなどをカメラで記録し、「日常を離れた一人の時間」の魅力を発信しています。

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