【歴謎旅】行橋・今井熊野神社:祓川と彫刻に秘められた古代の痕跡

行橋-今井熊野神社-社殿
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古代史の謎を追う中で、記紀神話には深く語られない、あるいは意図的にその存在が曖昧にされた神々の足跡を探し続けています。

特に「水」「火」「木」「雲」「龍」「祓い」「玉」そして「鹿」などといったキーワードが、様々な地で意外な形で繋がりを見せてきました。

今まで行ったことがある場所、新たに気になる場所でも、キーワードを示す物が残っているかもしれない。

そう思って史跡巡りを続けています。

この記事では福岡県行橋市の今井熊野神社の様子をお伝えします。

目次

英彦山付近を源流とする「祓川」沿いの熊野神社

祓川は、福岡県みやこ市と行橋市を流れる川です。

今回訪問した今井熊野神社は、行橋市大今井にあり、海が近い場所です。

行橋市-祓川
行橋市 祓川

今井熊野神社から徒歩7分の場所に、祓川の水源地である英彦山の最も古い神事のひとつ「お汐井とり」に関わる場所があるようでした。

YAMAPによると「英彦山では、毎年2月末に、英彦山の松会祈年祭の行事のため、今川、祓川流域の約40kmの道を辿り、行橋市沓尾海岸・姥ヶ懐で禊をし、潮水を竹筒に汲み、英彦山へ持ち帰って山内を清める『お汐井とり』が、平安時代から千年余り続けられています。」とありました。

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この記事を書いた人

2021年に豊前市へ移住。フォトライターとして、主に福岡県の豊前市・上毛町・吉富町・築上町・みやこ町・行橋市・苅田町、および大分県の中津市・宇佐市・豊後高田市・国東市といった旧・豊の国エリアを活動範囲としています。
カメラを持ってフラッと6時間のカメラ旅に出かけ、このエリアの史跡、神楽、祭りなどを記録し、「日常を離れた歴史の世界」の魅力を発信するほか、古民家図書館を運営。

地域の宝を守るために。金色妙見宮の歴史継承プロジェクト(12/10まで)

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