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【金毘羅様と隠された神々】大物主神・饒速日命・妙見信仰が繋ぐ日本の古代史
親しみ深い「こんぴらさん」こと金毘羅様は、「海の神様」という一般的なイメージに加え、特定の地域では「風と雲を司る神様」としての古くからの神格を持っていたことがわかっています。 今回は、さらに、金刀比羅宮の主祭神である大物主神(おおものぬし... -
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【金毘羅信仰のルーツを探る】風と雲を司る神「金毘羅様」と古代信仰の繋がり
「こんぴらさん」として親しまれ、海の神様として多くの船乗りたちに信仰されてきた金毘羅様。 しかし、こちらの記事で豊後高田市の文化財室の方から伺った話、そしてその後の史跡巡りで、意外な事実に直面しました。 金毘羅様は、実は「風と雲の神様」と... -
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【藤原氏と右三つ巴紋】宇都宮氏の「祓」と鶴姫伝説が語る古代の記憶
日本の神社の社紋に隠された謎を追っていくうちに、意外な歴史の繋がりが見えてきました。 こちらの記事では、福岡県の神社で発見した「春日灯籠」が、遠く奈良の春日大社、藤原氏、そしてこれまで追ってきた「祓(はらい)」というキーワードがつながった... -
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【謎の女神】瀬織津姫を追う旅:隠された存在と水の神・龍神信仰の繋がり
日本の古代史や神社の謎を紐解いていくと、たびたびその名が浮上する、ある女神がいます。 その名は瀬織津姫(せおりつひめ)。 前回の記事で、宇佐神宮の真の御祭神がこの瀬織津姫、さらには豊玉姫(と卑弥呼とされるひとり)である可能性について触れま... -
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宇佐神宮の真の御祭神は誰だったのか? 比売大神・瀬織津姫・卑弥呼説を読み解く
宇佐神宮に祀られる御祭神の中で、古くからその地にあったとされる比売大神(ひめおおかみ)は、多くの謎に包まれています。 この記事では、比売大神の正体が、日本の古代史から「消された女神」とされる瀬織津姫(せおりつひめ)ではないか、さらに遡れば... -
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右三つ巴紋と左三つ巴紋って何が違う?
神社の屋根や灯籠、古いお屋敷の瓦などでよく見かける「三つ巴紋(みつどもえもん)」。 くるりと巻いた3つの渦巻きが円を描く、不思議な形のこの紋章には、「右巻き」と「左巻き」の違いがあるのをご存知でしょうか。 右巻きと左巻き、どちらがどっち? ... -
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牛玉宝印の「玉」は、豊玉姫を示しているかもしれないという仮説
英彦山にある豊前坊高住神社で手に入れた、印象的な御札があります。 その名前は「牛玉宝印(ごおうほういん)」。 火難除けや盗難除け、厄除け、さらには誓約の証としても使われてきた、いわば“最強の護符”とも言われている存在です。 高住神社では「英彦... -
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滝ノ宮(瀧宮)と牛頭天王信仰、そして「消された繋がり」とは?
地域の史跡を巡る中で特に興味を惹かれたのが、「滝ノ宮(瀧宮)」の存在です。 特に、豊前(ぶぜん)の八坂神社の謎を追ううちに、上毛町垂水(たるみ)にある八坂神社の前身が、かつて「瀧ノ宮牛頭天王(たきのみやごずてんのう)」と呼ばれていたことを... -
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牛頭天王(スサノオ)と瀬織津姫の関係、そして「隠された神」の真実を追って
日本の神話や信仰を深掘りする中で、歴史の表舞台から姿を消した謎多き女神、瀬織津姫(せおりつひめ)と、疫病鎮守の神である牛頭天王(ごずてんのう)の間に、機能的な関連があった可能性が浮かび上がってきました。 特に、豊前地域に残る神仏習合時代の... -
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なぜ中津市や宇佐市に八坂神社が多いのか? その背景にある牛頭天王信仰とは?
福岡県豊前市周辺の地域を巡る中で、京都では総本社が一箇所であるにもかかわらず、中津市や宇佐市、豊後高田市といった豊前地域に八坂神社が非常に多いという事実に気がつきました。 祇園信仰の源流と豊前への伝播 全国に約3,000余社ある八坂神社は、疫病...



