八面大王は「やめのおおきみ」とも読める?では大分県中津市の八面山とは

ライターのつぶやき
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漢字というものは、自分が意識せずとも頭の中に意識が固定化されるものだと思った。

先日ニュースで聞いた「福岡県志賀島」、普段は「鹿」と関係ないと思っていたのに、音だけ聞くと「あれ、『しか』って『鹿』?」と普段と違う意味合いを感じた。

音が同じでも、字が違えば、頭は自動的に違うものと認識してしまうのかもしれない。

先日手に入れた安曇族の本にも、それと同じことが触れられていたように思う。

長野県の安曇野に伝わる伝説上の人「八面大王」を、著者は「やめのおおきみ」とも読めるかもしれないと、筑紫君磐井との関連を推察していた。

こちらの記事でも「八面大王」は「八女大君(やめのおおきみ)」の読み替えともとれないかと伝えている。

なるほど、ではそうなると、大分県中津市の八面山はどうなのだろう。

形から八面なのだとばかり思っていたけど、海から見える雄大な山と、山から見える眺望を考えたら、古代の海人族にとって重要な山であってもおかしくない。

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この記事を書いた人

2021年に豊前市へ移住。フォトライターとして、主に福岡県の豊前市・上毛町・吉富町・築上町・みやこ町・行橋市・苅田町、および大分県の中津市・宇佐市・豊後高田市・国東市といった旧・豊の国エリアを活動範囲としています。
カメラを持ってフラッと6時間のカメラ旅に出かけ、このエリアの史跡、神楽、祭りなどを記録し、「日常を離れた歴史の世界」の魅力を発信するほか、古民家図書館を運営。

地域の宝を守るために。金色妙見宮の歴史継承プロジェクト(12/10まで)

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