古来より、日本各地には数多の神々が祀られてきました。
しかし、その中には、歴史の表舞台から姿を消し、ひっそりと隠された存在として語り継がれてきた神様もいます。その代表格こそが、瀬織津姫(せおりつひめ)。
瀬織津姫は、水の神、滝の神、祓(はらい)の神として、古来より人々の穢れを清め、厄災を祓う力を持つと信じられてきました。
しかし、その名前が記紀神話から消されたり、他の神様の影に隠されたりしてきた経緯は、今なお多くの歴史愛好家が謎として追っています。
「なぜ、その存在は隠されたのか?」
今回は、その謎解き旅の一環として、福岡県内で瀬織津姫が祀られているとされる神社をリスト化しました。
自分のメモ代わりでもありますが、よろしければご参考にどうぞ。
瀬織津姫が御祭神の神社リスト
*織会神社
HP:https://river.houkou-onchi.com/newpage144.html
そばに「長者川」。
HPに「この神社の下、長者川に『織会の釜』と云われる底知れぬ滝壺が有り、龍王様とも称す。」と記載。
*水神社
そばに「仁淀川」が流れる。
*深瀬神社
参考書籍には「高岡郡越知町横畠北1582」と記載。
*大鳴見神社
参考書籍には「高岡郡梼原町影野地5」と記載。
そばに「北川」が流れる。
GoogleMapの投稿画像で「春日灯篭」に似た燈籠を確認。
*小島神社
〒787-1607 高知県四万十市西土佐江川
参考書籍には「四万十市西土佐江川530」と記載。
そばに川が流れる。
瀬織津姫関連記事
「貴船神社」と「瀬織津姫」そして「水の神・龍神」との関係について考察を進めています。

瀬織津姫と牛頭天王の関連が消された理由とはなぜ?

参考書籍について
※書籍内の「瀬織津姫神全国祭祀社リスト」を参考にしておりますが、このリストは「神社本庁・各神社庁の資料、および各市町村史(誌)等を参考に、原則として『瀬織津姫』と祭神表示してまつっている神社に限定して掲載」しているそうです。(=天照大神荒魂・八十禍津日神・祓戸大神等の異称表記は除いておられる)