2024年に少しずつ古墳を巡るようになり、見つけた本、「おおいたの古墳と神社」(松尾則男 著)。
本の帯に「県下各地69箇所の神社を調査 他に類書を見ない18年間の労苦の結晶」と書かれていたように、現地に赴き細かく調べられたことが伝えられている。
購入当時は、自分が行きたいと思っていた「乙咩神社」や「高倉神社」を調べるために読んだが、最近になって「臼塚古墳」や「金比羅神社」など、調べたいことが他にも沢山載っていた。
明治時代に御祭神や神社名が変えられた情報や、どんな書籍で調べたかも書かれていたので、今後調べる際の大きなヒントを得ることができた。
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【大分県臼杵市】臼杵の石人に残る赤色は「丹」?
最近、古代の赤い染料の原料である「丹」に関わる記事を書いていました。 磐井の名が『古事記』では「石井」と表記されている点に注目し、「丹」という鉱石との結びつき…
元・奈多八幡宮の宮司さんが仰っていた「史書に書かれていない時代だから『分からない』という人もいますが、古墳や神社は今なお『ある』ではありませんか」
この本を読んでいたら、まだまだ調べられることは沢山あるのではないかと改めて思った。

最近、欲しいと思っていた本が中古でも手に入りにくくなっている。
この本も調べてみたら、ネットでは在庫切れだった。





