【大分県豊後高田市】田染二宮八幡社、境内や山中で見つけたもの

田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの
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田染地区の三社を訪ねるなかで、もっとも謎が多かったのが、二宮八幡社でした。

三宮八幡社と元宮八幡社で三つ巴紋を見つけたことから、次は二宮八幡社で右三つ巴紋を探そうと思っていました。

ところが、実際に二宮八幡社を訪ねてみると、右三つ巴紋は見つかりませんでした。

ただ境内には、気になるものがいくつもありました。

目次

本殿の屋根にあった紋様

境内の本殿や拝殿、その隣の神楽殿のような建物には、宇佐神宮で見られるものと同じ向きの左三つ巴紋がありました。

田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの
田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの

ところが、本殿の屋根の最上部の違う箇所には、別の紋様がありました。

ハート形にも見える三枚の花びらが、中央で合わさったような形です。

これまで見てきた三つ巴紋とは違います。

何を表した紋なのか、今のところ分かりません。

床下に残されていた古い瓦

本殿の床下には、古い瓦が置かれていました。

田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの

そのなかには、星のようにも菊の花のようにも見える彫刻が刻まれたものがありました。

田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの

また、四枚の花びらが組み合わさった、花菱紋を思わせる形の瓦も見つかりました。

田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの

これらの瓦が、かつてどこに使われていたものなのか。いつ頃のものなのか。

今のところ、分かりません。

本殿の奥にあった小さな社

本殿の右奥側には、小さな社もありました。

田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの

そこには、梅の花を思わせる彫刻が見られました。

田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの

さらに、境内の隅には、かなり古くなった建物が残っています。

田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの

そこにも紋様らしきものがありましたが、風化が進んでいるためか、はっきりと判別することはできませんでした。

一見すると三つ巴紋のようにも見えます。

田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの

けれども、確かなことは言えません。

片方だけの狛犬

田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの

拝殿の前には、狛犬がありました。

田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの

ただ、そこにあったのは一対ではなく、片方だけでした。

もともと一体だけだったのか、それとも、もう一方が失われたのか。

理由は分かりませんが、気になったことのひとつです。

道路脇に見えた赤い鳥居

車で二宮八幡社へ向かう途中、道路脇に赤い鳥居が見えました。

その先は、少し山を上るようになっていたように思います。

地図を確認してみたら、「間戸稲荷神社」のようでした。

調べてみても詳しい情報は分かりませんでした。

ちょうど朝日観音・夕日観音の入口も近くにありました。

稲荷神社のある場所と、朝日観音・夕日観音の入口。山のなかに点在する社や観音への道が気になりました。

現地に行くと、GoogleMapを眺めていただけでは見えなかったものが、実際に歩いてみると目に入ってきます。

山中に残る神社を歩いて

二宮八幡社の境内は、苔むした雰囲気が印象的でした。

田染二宮八幡神社、山中で見つけたもの

周囲を山に囲まれ、ひっそりと社が残されています。

今回、ここを訪ねたのは、右三つ巴紋を探すためでした。

けれども、探していた紋は見つからず、代わりに、花びらや菊、星のようにも見える、さまざまな形に出会いました。

本殿の屋根、床下の古い瓦、小さな社、そして古びた建物。

境内を歩くと、気になるものが次々と目に留まります。

片方だけの狛犬や、道路脇の稲荷神社も、そのひとつです。

それぞれが何を表しているのか、いつ頃からここにあるのか。まだ分からないことばかりです。

今回は、何かを解き明かすというよりも、まずは境内を歩き、目に留まったものを観察するための訪問だったように思います。

探していたものが見つからなくても、歩いてみることで、新たに気になるものが見つかる。

二宮八幡社は、そんな場所でした。

見つけたものを記録しておくこと。

その意味を考えるのは、もう少し先になりそうです。

二宮八幡社のアクセス

〒879-0852 大分県豊後高田市田染真中1019

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この記事を書いた人

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豊のくにあと運営者。
福岡県と大分県の県境エリアで活動しているフォトライターです。
活動エリアは、北九州から東〜中津〜宇佐〜国東半島の北西部。
地域の古い痕跡を歩いて探し、歴史サイト「豊のくにあと」を運営しています。

古民家図書館TSUDURI主宰。
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