ぶぜんノート– Author –
ぶぜんノート
2021年より豊前市を拠点に活動。
写真と文章で表現と記録の間のようなこと。北部九州を中心に、「山の中の『海』」「宇佐神宮と逆向きの三つ巴紋」など、気づかれにくい痕跡を辿っています。ローカルメディア「豊のくにあと」 と古民家図書館TSUDURIを運営。たまにセミナーやイベント。
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古代史の謎
右三つ巴紋から見えたもの:宇都宮氏と『祓』、鶴姫伝説
日本の神社の社紋の謎を追っていくうちに、意外な歴史の繋がりが見えてきました。 こちらの記事では、福岡県の神社で発見した「春日灯籠」が、遠く奈良の春日大社、藤原氏。 そしてそれまで追ってきた「祓(はらい)」というキーワードがつながったことを... -
古代史の謎
瀬織津姫という存在 水の神・龍神信仰をめぐって
日本の古代史や神社の謎を紐解いていくと、たびたびその名が浮上する、ある女神がいます。 その名は瀬織津姫(せおりつひめ)。 前回の記事で、宇佐神宮の元の御祭神がこの瀬織津姫、さらには豊玉姫(と卑弥呼とされるひとり)である可能性について触れま... -
古代史の謎
宇佐神宮の御祭神をめぐる違和感 ― 比売大神・瀬織津姫・卑弥呼説を手がかりに
宇佐神宮に祀られる御祭神の中で、古くからその地にあったとされる比売大神(ひめおおかみ)は、多くの謎に包まれています。 この記事では、比売大神の正体が、日本の古代史から「消された女神」とされる瀬織津姫(せおりつひめ)ではないか、さらに遡れば... -
古代史の謎
右三つ巴紋と左三つ巴紋って何が違う?
神社の屋根や灯籠、古い建物の瓦などで見かける「三つ巴紋(みつどもえもん)」。三つの渦が円を描くこの紋章には、実は右向きと左向きの違いがあります。 神紋・家紋の研究で知られる丹羽基二氏の著作「神紋総覧 (講談社学術文庫)」(*)によれば、本来... -
古代史の謎
牛玉宝印の「玉」は、豊玉姫を示しているかもしれないという仮説
英彦山にある豊前坊高住神社で手に入れた、印象的な御札があります。 その名前は「牛玉宝印(ごおうほういん)」。 火難除けや盗難除け、厄除け、さらには誓約の証としても使われてきた、いわば“最強の護符”とも言われている存在です。 高住神社では「英彦... -
古代史の謎
滝ノ宮(瀧宮)と牛頭天王信仰:見えにくくなった繋がりの痕跡か
地域の史跡を巡る中で特に興味を惹かれたのが、「滝ノ宮(瀧宮)」の存在です。 特に、豊前(ぶぜん)の八坂神社の謎を追ううちに、上毛町垂水(たるみ)にある八坂神社の前身が、かつて「瀧ノ宮牛頭天王(たきのみやごずてんのう)」と呼ばれていたことを... -
古代史の謎
牛頭天王と瀬織津姫 重なって見えてきたもの
日本の神話や信仰を深掘りする中で、歴史の表舞台から姿を消した謎多き女神、瀬織津姫(せおりつひめ)と、疫病鎮守の神である牛頭天王(ごずてんのう)の間に、何かの関連の可能性が浮かんできました。 特に、豊前地域に残る神仏習合時代の社名に注目して... -
古代史の謎
中津市や宇佐市に八坂神社が多いのは何故か。牛頭天王信仰について考えてみた
福岡県豊前市周辺の地域を巡る中で、京都では総本社が一箇所であるにもかかわらず、中津市や宇佐市、豊後高田市といった豊前地域に八坂神社が多いことに気がつきました。 祇園信仰の源流と豊前への伝播 全国に約3,000余社ある八坂神社は、疫病除けの神とし... -
古代史の謎
鹿と雲と月が刻まれた「春日灯篭」って何?
春日灯籠(かすがとうろう)は、日本の石灯籠の中でも特に有名で、美しい造形と歴史の深さを持つ様式です。 その名の通り、奈良の春日大社(かすがたいしゃ)が発祥の地とされています。 1. 春日灯籠の歴史と起源 春日灯籠の起源は、平安時代まで遡ります... -
古代史の謎
八大龍王(はちだいりゅうおう)ってなに?
お寺や神社を歩いていると、「八大龍王」という名前に出会うことがあります。ときには石像があったり、祠の名前になっていたり。 でも、初めて聞いた方にとっては「龍?八体?どういう意味だろう」と思うかもしれません。 雨や水をつかさどる、龍の王たち ...
