秋晴れが続くと、自然が多い場所に出かけやすい。
先日はずっと行ってみたかったけど、「横穴墓群」という墓のイメージが怖くて行けなかった、宇佐市の千手観音堂・観音山横穴墓群へ行ってみた。
薄暗い日には行けないと思っていたので、爽やかな青空の日がよかった。
車を停めたのは千手観音堂より安心院よりの登山口の駐車スペース。
千手観音堂がある場所から少し離れていたけど、運転が苦手なので難なく停められるのが安心というもの。
車を停めて数分の場所に、千手観音堂の看板が現れた。
その先に続く階段を眺めると、途中右側にお墓のような石碑…うーん、やっぱり怖い。
でもせっかく来たのだからと意を決してのぼっていく。
手すりが整備されているので、のぼりやすい。
階段をのぼりきると、不思議な光景が広がっていた。
壁面に穴、穴の手前には何か石が置かれていた。
穴の範囲が広いせいか、千手観音堂が小さく見える。
「思っていたほど怖くない」
想像が膨らみすぎていたのか、不思議なことにあまり怖さを感じなかった。
古代の人たちは、一等地に首長を祀ったそうだ。
死後も自分たちを守ってくれる存在として。
だから古墳=パワースポットと、古墳好きの女性のメディア「スソアキコのひとり古墳部」で読んだ記憶がある。
千手観音堂側から見える里山の景色と青空を見て、そのことを思い出していた。
宇佐市千手観音堂の場所
〒879-0473 大分県宇佐市下元重