北九州市八幡西区東鳴水 貴船神社をGoogleMapで調べると、右三つ巴紋が確認できたことは、別の記事でお伝えしました。

その記事でお伝えした貴船神社では古くから「鳴水祇園山笠」が行われており、「屋敷妙見神社」の遷宮祭にも出ていたという情報を見つけました。
起源等詳細は不明ですが、文化3年(1806)屋敷妙見神社の遷宮祭に、鳴水の山笠が出たとの記録があるそうです。一時中止されていた事もありましたが、現在2台の山笠が出ています。
ではその「屋敷妙見神社」とはどこにあるのか調べてみました。
Googleで検索しても「屋敷妙見神社」ではヒットしませんでした。
北九州市の妙見神社といえば、小倉北区の「足立妙見宮」が浮かびますが、地名は「妙見町」で「屋敷」ではありません。
「屋敷」という地名で「妙見神社」を調べてみたところ、ぴったりな神社は見つけられませんでしたが、「屋敷」がつく地名のすぐ近くに「妙見神社」を見つけることができました。
北九州市八幡西区「屋敷」ではなく、その隣の「東浜」という町にある「妙見神社」。
この神社が東鳴水祇園山笠が出たとされる屋敷妙見神社ではないかと思いました。
その根拠は、この妙見神社が「妙見山」という山の麓にあること、そして妙見山の西の「屋敷」には「道伯山」という山と、ふもとに「住吉神社」があることです。
この二つの山はかつて小さな火山だったそうです。(以下参考記事)

八幡西区東鳴水の貴船神社、そこで続けられている鳴水祇園山笠から、小さな火山の跡に残された妙見神社につながりました。
そしてこの屋敷妙見神社を調べると、また興味深い情報を見つけることができました。
それについては別のタイミングで調べていきたいと思います。





