【福岡県北九州市】尻振り祭りで有名な「井手浦」地区にある高住神社の御祭神が気になる(福岡県神社誌で確認)

ライターのつぶやき
  • URLをコピーしました!
目次

平尾台の麓、井手浦地区の「高住神社」

小倉南区のスサノオ神社を調べていたところ、偶然目についた「高住神社」。

あれ、小倉南区にも高住神社があったのか。

高住神社といえば、英彦山神宮の上宮の北東側にある神社が浮かぶ。

福岡県神社誌 下巻 由緒付無各社の項に、以下の記載。

高住神社
豊日別命、闇淤加美神、闇御津羽神、高淤加美神
井手浦字上ノ山

たしかに、小倉南区の井手浦にも高住神社の記載。

調べていて、他にも気になったのが、奇祭として有名な、井手浦地区の「尻振り祭り」。

その昔、出雲の国(現在の島根県)で八岐大蛇(ヤマタノオロチ)が大暴れして、その地域の人々と供に須戔鳴尊(すさのおのみこと)が退治したとき、尻尾が平尾台の麓の井手浦まで飛んできて、その年は10数年ぶりの大豊作になったという伝説に因んでいます。この祭りは、1600年代に始まったと伝えられています。
 以前は、井手浦の老若男女が総出で祭行事に参加していましたが、現在では「井手浦 尻振り祭保存会」が伝統行事を引き継いでいます。
 春の農作業を始める1月8日、井手浦公民館前の広場には、ワラで作った4mを超える大蛇が、二本の松の木に掲げられます。その大蛇の前に祭壇を設け、宮司と保存会二人の計三人が、弓矢や弊などをお尻に当て、海・山・川の掛け声にあわせ左右に大きく振ります。お尻を大きく振るほど大豊作になるといわれているため、「もっと振れ、もっと振れ!」と賑わいます。その後、宮司が大蛇を三本の矢で射とめ、太刀で3ヶ所斬るしぐさをして、大蛇退治は終わります。

北九州市公式ホームページから引用

出典:北九州市プレス(すしプレス)【北九州市公式チャンネル】

この祭りは1600年代に始まったと伝えられているそうだが、祭りが行われる場所が、公民館である。

内神事(井手浦公民館:小倉南区大字井手浦432)

外神事(井手浦公民館前の広場)

北九州市公式ホームページから引用

公民館が1600年代からあるはずないので、まつりが行われていたとしたら、神社ではないだろうか。

ということは、井手浦公民館のそばの高住神社と考えるのが自然な気がする。

以前、右三つ巴紋がある神社を調べた時に見つけた、福岡県春日市小倉の奇祭「嫁詣(嫁ごの尻たたき)」。

自分には福岡県西部と何かイメージが重なるところがある。

井手浦地区 高住神社の場所

〒803-0189 福岡県北九州市小倉南区井手浦357

深く読みたい方は

豊のくにあとの内容を深く読むには
→ 歴史の謎の記事をまとめて読む

写真と記録は、ZINEとして紙媒体に残しています。
→ ZINE一覧はこちら

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ぶぜんノートのアバター ぶぜんノート フォトライター

豊のくにあと運営者。
福岡県の東の端っこで、写真と文章を綴る人。

2021年に移住。フォトライターとして取材を重ねる傍ら、ひとりでこのメディアを立ち上げ、ZINEの制作・販売まで行っています。
拠点は、古民家を借りて開いた小さな図書館。
Webも、リアルな場所も。どちらも自分の「媒体」として、このエリアの魅力を発信し続けています。

免責事項とお願い

当サイトの記事の考察は、史書に基づかない推察を含みます。あくまで一つの仮説としてお楽しみください。

目次