先日、豊後高田市の田染地区を訪れました。
地域の方にすすめられた「三の宮の景」を見に行き、その前にある田染三宮八幡社にも立ち寄りました。
そこで見つけたのが、拝殿の屋根瓦に刻まれた右三つ巴紋です。

本殿には左三つ巴紋がありました。
ひとつの神社のなかに、向きの異なる三つ巴紋が見つかったのです。
このことが気になり、田染にある八幡社について調べてみました。
田染にある、三つの八幡社
現在の田染には、
- 元宮八幡社
- 二宮八幡社
- 三宮八幡社
という三つの八幡社があります。
調べてみると、元宮八幡社は、田染荘に勧請された宇佐神宮の別宮のひとつとされています。
さらに、二宮八幡社、三宮八幡社についても、それぞれ宇佐神宮の別宮として紹介されていることを知りました。
三社には、どのようなつながりがあるのでしょうか。
まずは元宮八幡社を訪ねてみることにしました。
元宮八幡社で見つけた、右三つ巴紋

実際に訪ねてみると、本殿の屋根に右三つ巴紋が刻まれていることを確認できました。



一方で、境内には左三つ巴紋も見つかりました。

先に訪ねた三宮八幡社と同じように、右と左、両方の三つ巴紋が見られます。
そして紋について気になったことがもうひとつ。

こちらはら拝殿の右側の建物です。

シャチホコの下側、古そうな丸い屋根の一部。
残った形を見ると、どうも三つ巴紋のように見えました。
紋が複数あることが、何を意味しているのかは、まだ分かりません。
それぞれの紋がいつ頃のものなのか、どのような経緯で使われるようになったのか。
今のところは、現地で確認できたものを記録しておこうと思います。
元宮八幡社の隣にあるもの
元宮八幡社を訪ねて、もうひとつ気になったのが、すぐ隣にある元宮磨崖仏です。
神社のすぐそばの岩壁に、仏像が刻まれています。
元宮磨崖仏は、熊野磨崖仏、鍋山磨崖仏とともに国の史跡に指定されています。
神社と磨崖仏が隣り合うこの場所には、八幡信仰だけでなく、仏教に関わるものも残されています。
田染には、神社や寺院、磨崖仏など、気になる場所が点在しています。
三つ巴紋をきっかけに訪ねた元宮八幡社でしたが、調べるほどに、田染というエリアそのものが気になってきました。
三つの八幡社の関係も、紋の違いも、まだ分からないことがあります。
もう少し、このあたりを歩いてみようと思います。
田染元宮八幡社のアクセス
〒879-0852 大分県豊後高田市田染真中
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