ぶぜんノート– Author –
ぶぜんノート
フォトライター
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古代史の謎
牛頭天王と瀬織津姫 重なって見えてきたもの
日本の神話や信仰を深掘りする中で、歴史の表舞台から姿を消した謎多き女神、瀬織津姫(せおりつひめ)と、疫病鎮守の神である牛頭天王(ごずてんのう)の間に、何かの関連の可能性が浮かんできました。 特に、豊前地域に残る神仏習合時代の社名に注目して... -
古代史の謎
中津市や宇佐市に八坂神社が多いのは何故か。牛頭天王信仰について考えてみた
福岡県豊前市周辺の地域を巡る中で、京都では総本社が一箇所であるにもかかわらず、中津市や宇佐市、豊後高田市といった豊前地域に八坂神社が多いことに気がつきました。 祇園信仰の源流 全国に約3,000余社ある八坂神社は、疫病除けの神として信仰された牛... -
古代史の謎
鹿と雲と月が刻まれた「春日灯篭」って何?
春日灯籠(かすがとうろう)は、日本の石灯籠の中でも特に有名で、美しい造形と歴史の深さを持つ様式です。 その名の通り、奈良の春日大社(かすがたいしゃ)が発祥の地とされています。 1. 春日灯籠の歴史と起源 春日灯籠の起源は、平安時代まで遡ります... -
古代史の謎
八大龍王(はちだいりゅうおう)ってなに?
お寺や神社を歩いていると、「八大龍王」という名前に出会うことがあります。ときには石像があったり、祠の名前になっていたり。 でも、初めて聞いた方にとっては「龍?八体?どういう意味だろう」と思うかもしれません。 雨や水をつかさどる、龍の王たち ... -
古代史の謎
【国東半島・六郷満山】六所権現って何?天念寺と無動寺、火と水の神さまの話。
六所権現という考え方 昔の日本では、神さまと仏さまをいっしょに信じていた時代がありました。 その中で「六所権現(ろくしょごんげん)」という考え方が生まれます。 これは、六柱の神さまをひとまとめにして、おまつりするスタイルのこと。 お寺や神社... -
古代史の謎
八大龍王と瀬織津姫の関係とは。天念寺と無動寺、六所権現から見える神仏習合
国東半島の山深い地に位置する六郷満山の寺院、天念寺。ここでは毎年旧暦1月7日に、神仏習合の伝統を伝える勇壮な火祭り「修正鬼会(しゅじょうおにえ)」が行われます。 この天念寺の奥の院には、かつて「六所権現」が祀られていた身濯(みそそぎ)神社が... -
歴謎旅
彦山山伏が配り歩いたと伝わる牛玉宝印(ごおうほういん)(彦山御宝印)
豊前への移住前も、移住した後でも、定期的に足を運ぶ神社があります。 英彦山の豊前坊高住神社です。 高住神社の社務所で、ビジュアルに惹かれて購入した御札など。 この時にはまだ名前を知りませんでしたが しばらく経って紙袋をよく読んでみたら 彦山御... -
歴謎旅
【難病平癒の観音様】福岡県みやこ町「胸の観音」へ|古の信仰と現代の願いが交差する場所へ
「綾塚古墳」の近くの「胸の観音」へ 「こちらの古墳にいらっしゃったなら、胸の観音にも行かれるといいですよ」 みやこ町勝山黒田の綾塚古墳の駐車場で、お散歩中の御婦人からそう教えてもらい、気になっていた「胸の観音」。 4月の晴れた日に行ってみま... -
古代史の謎
中津城の星の謎 北斗七星の敷石と妙見信仰をめぐって
大分県中津市、黒田官兵衛が築城したとされる中津城を訪れた際、城内にある城井神社の手前で、地面に配された北斗七星の敷石に遭遇しました。 看板もなく、その意図が謎めいたこの敷石は、中津城という比較的近代の歴史を持つ場所が、それ以前の信仰や星辰... -
歴謎旅
八景山(みやこ町)、護国神社の奥で見た巨石の磐座「太祖神社」
5月下旬に初めて訪問した、みやこ町の八景山エリア。 山の麓には九州最大の四角錐形の古墳(方墳)「甲塚方墳」があります。 この日はまずは甲塚方墳に行きました。 行ってみて、ふと気になったのが甲塚方墳から北側の小さな山でした。 それが八景山でした...
