大分県宇佐市・中津市には沢山「貴船神社」があります。
関西生まれの自分にとって、貴船神社といえば京都の山奥の貴船神社でした。
それが移住してこのエリアにやってきたら、なぜかそこら中にあることに驚きました。

このエリアにおける貴船神社とはどんな存在か。
現地を訪ねることで何かが見えてくるだろうかと、たどり続けています。

宇佐市別府は「べっぷ」ではなく「びゅう」。別府の貴船神社へ
この記事を書こうとして調べたら、別府は「べっぷ」ではなく「びゅう」と読むと知りました。
別府を「びゅう」と読む地名は、私は初めてでした。

神社の前には新しそうな道が通っていました。
院内や安心院に向けて伸びる道です。
突き当りに特徴的な形の山の稜線が見えました。

鳥居の先には春日灯篭らしき石灯籠が一対ありました。

鳥居の扁額には「貴舩宮」と刻まれていました。

白い壁には「平成五年九月吉日」と奉納日が刻まれていました。まだ新しいようです。
そして白い壁に線が三本入っていました。
以前、豊後高田市の別宮八幡社で耳にした、「線の数が格の高さを示す」。
その意味での線なのかはちょっと判りかねました。

鳥居の内側に入って石灯籠をじっと見てみました。

火袋の部分を見ると、新しい石灯籠に見えました。
春日灯籠のような形です。

ただし足元を見ると、ほかと色味が違うような気がしました。

奥に進むと、今度は違う形の石灯籠。
郡瀬神社で見た石灯籠と同じ形に見えましたが、こちらの火袋部分も入口の石灯籠と同じく新しく見えました。

奥に進むと拝殿兼神楽殿のような建物が現れます。

建物の内側には神楽面がありました。

こちらは鬼の面。

こちらは何の面でしょう。
この貴船神社では日岳神楽社の神楽が秋に奉納されるようです。

気になったのは、拝殿兼神楽殿に向かう狛犬と石灯籠。
新しくなった神社や、新しい鳥居、平成に寄贈された白壁といい、この神社は何らかの工事がなされたのか。

石灯籠には家紋らしきものが刻まれていますね。

「享保十八年」は江戸時代です。
古いものも残っていたようですが、この石柱が何の一部だったのか思い出せません。

本殿に向かって右側にあった石。
この黄色はなんでしょう。
入口の鳥居付近の石灯籠の土台もこんな色味でした。
同じ石なのでしょうか。

石段つきの石祠。

その屋根には私が他の場所でも見つけた菊のような花の彫刻が刻まれていました。

サイドにも。


石碑。なんと刻まれているのかは画像からは読み取れませんでした。

本殿の屋根には宇佐神宮と同じ左三つ巴紋が刻まれていました。


玉乗り型の狛犬。

最後に神社の周りを歩いてみると、神社方面に向かう細い道があって、そちらに一対の石柱がありました。
古い道路はこちらなのか。
もちろんこれは推測でしかありません。
現地には神社のことを記した看板などは見当たりませんでした。
おわりに
駅館川流域には複数の貴船神社があります。
まだ少ししか訪ねたことはありませんが、気になるエリアのひとつです。


【大分県宇佐市】別府(びゅう) 貴船神社 のアクセス
〒879-0462 大分県宇佐市別府279

