2021年に訪れていた福岡県宗像市「鎮国寺」
過去の写真を整理していて、目にとまったものをサイトにアップしています。
この記事でアップするのは2021年2月に撮影した、福岡県宗像市の「鎮国寺」で撮った文化財「鎮国寺阿弥陀如来坐像板碑」です。
鎮国寺とは
鎮国寺(ちんこくじ)は、福岡県宗像市にある真言宗の古刹(こさつ)で、弘法大師(空海)が日本で最初に創建したと伝えられる宗像大社の神宮寺です。
年間を通じて花が楽しめる「花と祈願の寺」として有名で、空海作と伝わる国指定重要文化財の「秘仏身代り不動明王立像」や、宗像三神の本地仏を祀る五仏堂などがあります。

私は2021年2月当時は福岡県北九州市に住んでいて、宗像市にはよく出かけていました。
宗像大社にもよく行き、そばにある鎮国寺にも行くようになりました。
鎮国寺のなかを歩き阿弥陀如来坐像板碑の場所へ

鎮国寺の敷地は広く、本堂の先には石段が奥の院へと続きます。

奥の院とは違う方向の道をゆけば、軽いトレッキングのような道があり、当時よくそこを歩いていました。

普段住んでいる都市部と全く違う景色に、自然と「撮りたい」と思うようになりました。
自然豊かな道を進んでしばらくたつと


特に看板は無かったと記憶していますが、番号がついている石仏を辿っていけば、阿弥陀如来坐像板碑まで辿りつきました。
阿弥陀如来座像板碑
元永2年(1119)11月7日、
沙弥妙法により建立されたとあり、
日本最古の板碑。
鎮国寺ウェブサイトから引用
板碑は「いたび」と読むようです。
一般的に、鎌倉時代から室町時代にかけて造られた石製の供養塔とされますが、この鎮国寺の板碑は平安時代作なので、かなり古いもののようですね。
供養塔ということは弔いのため、一体どんな存在を弔っているのでしょうか。
宗像市 鎮国寺の場所
〒811-3506 福岡県宗像市吉田966
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