これまで、瀬織津姫を祀るとされる神社について、書籍に掲載されたリストを手がかりに調べてきました。

今回は、菊池展明著「出雲の国の女神」の巻末資料「瀬織津姫の異称神リスト」をもとに、神社を整理していきます。
ここでは、書籍で瀬織津姫の異称とされている神名を手がかりに、該当する神社や所在地、周辺の地形などを記録します。
異称とされる神名が、実際にそれぞれの神社でどのように伝わっているのか。これからの調査や、いつか訪ねてみたい場所を探すためのリストです。
掲載資料について
本書では、神社の祭神について様々な考察があり、一覧に掲載された神名や解説が、実際に神社で語られている伝承とは異なる場合があることが記されています
本記事では、菊池展明著『出雲の国の女神』巻末資料「瀬織津姫の異称祭神リスト」を調査の手がかりとし、掲載された神社の所在地や祭神表記、周辺の地形、境内の様子などを調べていきます。
本書における考察と、各神社で伝えられている由緒や祭神については区別し、確認できた情報を記録していきます。
瀬織津姫の異称とは
- 撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)
- 天照大神荒御魂(あまてらすおおみかみのあらみたま)
- 八十禍(枉)津日神(やそまがつひのかみ)
- 大禍津日神(おおまがつひのかみ)
- 大綾津日神(おおあやつひのかみ)
- 祓戸大神(はらいどのおおかみ)
- 多岐都比賣命(たぎつひめのみこと)・湍津姫神・高津姫神・滝津姫神
瀬織津姫の異称祭神リスト
浜田十五柱神社
所在地:熊本県宇城市(書籍は「宇城市不知火町高良426」)
神名:八十禍(枉)津日神(書籍②)
気になった点:
- 御祭神:「底土神、大綾津日神、赤土神、彦龍神、姫龍神、八十枉津日神、神直日神、大直日神、上津少童神、中津少童神、底津少童神、上筒男神、中筒男神、底上筒男神、磐土神」(GoogleMapの画像)
- 「現宇土市 西岡神宮 御神体着船の所なり。故をもって海童神を祟の社壇を作くらせ十五柱神社と」(GoogleMapの画像)とあるように、元々は西岡神宮の海童神が御祭神か。西岡神宮HPに「雌雄一対の獅子舞」、「春日大神と住吉大神の勧請でありましたが、承久3年(1048年)、藤原道隆が八幡宮を合わせて祀ったので三宮大明神と称することとなり」。
瀬織津姫の御祭神リスト


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