久しぶりに訪れた英彦山・豊前坊高住神社で安曇族の情報を耳にする

英彦山 豊前坊高住神社
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大人になってから北九州に移り住み、20年ほど経過してからほぼ大分県寄りの福岡県豊前市に移住しました。

北九州にいた最後の数年間に時々足を運んでいたのが、福岡県唯一の神宮「英彦山神宮」の鬼門を守るという「豊前坊高住神社」です。

豊前坊高住神社
2020年3月3日撮影

運転が苦手な自分にとって、英彦山のここぐらいまでが一人で行ける限界地点。

でも定期的に行きたくなる魅力がある神社です。

目次

豊前坊高住神社とは

社伝によりますと、御祭神は豊前豊後の国の守護神として、もと鷹巣山に祀られ人々の病苦を救い、農業や牛馬・家内安全の神として古くから崇められ、社殿は遠く継体天皇の御代(約一五○○年前)藤山恒雄によって創建されたと伝えられています。

  又、当神社は豊前坊天狗神としても有名で、欲深く奢りに狂った人には天狗を飛ばせて子供をさらったり、家に火をつけたりして慈悲の鉄槌を下し、心正しく信仰する人には家来の八天狗をはじめ統べての天狗を集めて願い事を遂げさせ、其の身を守ると伝えられてきました。

英彦山豊前坊は九州の天狗群の棟梁格で、霊力が抜群という天狗倒しでも有名です。

豊前坊高住神社HPから引用

豊前坊多加水神社は豊前豊後の国の守護神、つまり「豊の国」の守護神。天狗神としても有名な神社です。

豊前市から車で豊前坊高住神社へ

久しぶりに訪れた英彦山・豊前坊高住神社で安曇族の情報を耳にする
豊前坊バス停

高住神社への移動は車です。

土日祝日限定のようですが、バスも出ているようですね。

 

久しぶりに訪れた英彦山・豊前坊高住神社で安曇族の情報を耳にする

広々とした駐車場に車を停めて、いざ神社へ。

下界は晴れていましたが、こちらは薄曇り。

石畳が濡れていたので雨が降っていたようです。

豊前坊高住神社 参道

なだらかな石段が続きます。

左右に春日灯籠が並びますが、新しいものも多そうです。

豊前坊高住神社 春日灯籠

このサイトで追っている謎キーワードの一つが「鹿」です。

豊前坊高住神社

参道脇には違う形の石灯籠もあります。

この石灯籠の形は、金毘羅灯籠と同じ形のように見えます。

これも私が追っている謎のひとつです。

豊前坊高住神社

更に進むと社殿が見えてきます。

山深い場所にある高住神社は苔も見事です。

豊前坊高住神社 牛

牛の像。

追っているキーワードの一つに「牛頭天王」もあるので、もしかしてこれも関連があるのかと思いながらパチっと。

豊前坊高住神社 石灯籠

拝殿の手前のエリアに並ぶ石灯籠。

そのうち、笠の上に狛犬が乗っている石灯籠がありますね。

豊前坊高住神社 石灯籠

石灯籠の笠の上に狛犬といえば、宇佐神宮の石灯籠。

禰宜さんから聞いた安曇族の話

定期的にカメラを携えて訪れていた高住神社の禰宜さんとは顔見知りになり、祭りや歴史に話をするようになりました。

今回の訪問では、私が国東半島で出会った本について情報共有したところ、禰宜さんからも安曇族の情報を教えていただくことができました。

福岡県大川市の風浪宮の宮司さんの苗字が「安曇」であると。

大川市の風浪宮の場所を確認すると、

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この記事を書いた人

2021年に豊前市へ移住。フォトライターとして、主に福岡県の豊前市・上毛町・吉富町・築上町・みやこ町・行橋市・苅田町、および大分県の中津市・宇佐市・豊後高田市・国東市といった旧・豊の国エリアを活動範囲としています。
カメラを持ってフラッと6時間のカメラ旅に出かけ、このエリアの史跡、神楽、祭りなどを記録し、「日常を離れた歴史の世界」の魅力を発信しています。

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