【中津市本耶馬渓町】羅漢寺八坂神社 黒土神楽講奉納へ

【中津市本耶馬渓町】羅漢寺八坂神社 黒土神楽講奉納へ
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豊前市に移住してきて知った「豊前神楽」。

国指定無形文化財に指定されている旧豊前エリアの神楽は、福岡県豊前市だけでなく、上毛町、吉冨町、築上町、みやこ町、苅田町、行橋市、県をまたいで大分県中津市、宇佐市、そして豊前外にはなるものの、豊後高田市ぐらいまで含まれるようです。(演目がほぼ同じらしい)

だからなのか、どんなルールでなのかは分かりませんが、豊前市の神楽保存団体が別の市町村の神社で神楽を奉納することは普通にあるのです。

市町村の縦割りではないんですね。

11月8日に見に行った、中津市羅漢寺八坂神社の神楽奉納も、豊前市の神楽保存団体「黒土神楽講」による奉納でした。

この記事では私が初めて観覧に伺った、中津市羅漢寺八坂神社の黒土神楽講奉納の様子をお伝えします。

*「羅漢寺八坂神社」と言われますが、八坂神社の場所は羅漢寺エリアから離れた場所にあります

目次

羅漢寺近くの公共駐車場に車を停めて徒歩17分

公共駐車場から羅漢寺八坂神社まで徒歩

「羅漢寺八坂神社を見に行くなら路上駐車可能」という情報を得たものの、八坂神社の場所を調べたら、羅漢寺近くの公共駐車場から徒歩で17分ほど。

どんな場所が分からないので、公共駐車場があるなら安心と、そこに車を停めて八坂神社まで歩くことにしました。

どんなエリアなのか歩いて見てみたかったからでもあります。

車で通り過ぎると見つけられない情報もあるので。

耶馬渓四国霊場十八番

八坂神社に行く途中で「耶馬渓四国霊場十八番」の看板。ほら、やはり見つかった。

遠くからでも分かる神楽の幟(のぼり)

トコトコ歩いていくと、神楽の幟(のぼり)を発見しました。

GoogleMapで奉納場所の神社を調べてもよく分からないなら、現地に行ってこの幟を目印にしたらよいでしょう。

最近の自分は慣れてきたのか、GoogleMapではっきり確定できなくても「幟を目印にするか」とそのまま行ってしまうのです。

羅漢寺八坂神社、黒土神楽講奉納へ

豊前神楽通の方からも「雰囲気がよい」と言われていた羅漢寺八坂神社。

中津市本耶馬渓 羅漢寺八坂神社
中津市本耶馬渓 羅漢寺八坂神社 鳥居

あれ、鳥居に刻まれている字が読めません。

私が訪れたのは神楽奉納がスタートされる15時過ぎ。

ほぼ現地の人、それに外部の方らしき写真愛好家の方の姿も見えました。

私は焚き火近くにいた神楽関係者の方に「神楽が好きで見に来ました。写真を撮ってWebでご紹介させていただいてもよいですか」とお尋ね。

「写真?いいですよ」と許可をいただき撮影に入ります。

前回までのリベンジ、大三元レンズで撮影

この日は、前回の神楽撮影の時のリベンジレンズといってもいい、新しいレンズを使用しました。

F2.8通しのいわゆる大三元レンズデビューです。

重さは1kg弱、今までとは明らかに違う重みにうまく扱えるか不安になりながら撮影スタートです。

神社の神楽はやはりいい。夢中でシャッターを切る

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予備のバッテリーを水没させてしまったため、一つしか残っていないバッテリーで、写真メインで撮影して約2時間。

バッテリー切れと、お出かけのタイムリミットのため、撮影を終了。

黒土神楽講(神楽の保存団体)の方々もこの17時から1時間少し夕食休憩に入るようでしたので、ここで撤収しました。

レンズの使い心地は、いつもより明るいだけあってブレなくなりました。

でもまだまだこれからかな?道具って使いこなせるようになってなんぼといいますか、道具からは「もっと引き出してよ」と思われていそう…。

技量はもう一朝一夕ではどうにもなりませんが、「この凄さが他の人に伝えられる」写真のイメージに近づいていけたらいいなと思います。

私の目的は、このエリアの歴史の凄さを伝えることなのですから。

それができたら十分。でもまだまだ難しいですね。

目で見た衝撃を表現しようと思ったら、足りないことばかりです。

一朝一夕には行かないのでコツコツ積み重ねたいと思います。

羅漢寺八坂神社の場所

〒871-0311 大分県中津市本耶馬渓町跡田1678

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この記事を書いた人

2021年に豊前市へ移住。フォトライターとして、主に福岡県の豊前市・上毛町・吉富町・築上町・みやこ町・行橋市・苅田町、および大分県の中津市・宇佐市・豊後高田市・国東市といった旧・豊の国エリアを活動範囲としています。
カメラを持ってフラッと6時間のカメラ旅に出かけ、このエリアの史跡、神楽、祭りなどを記録し、「日常を離れた歴史の世界」の魅力を発信するほか、古民家図書館を運営。

免責事項とお願い

当サイトの記事の考察は、史書に基づかない推察を含みます。あくまで一つの仮説としてお楽しみください。

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