これまで私は、いくつかの神社で見つけた「宇佐神宮と逆向きの三つ巴紋」を追ってきました。
そんな中、今年になって博多の住吉神社と志賀海神社を訪ねました。


そこで、ひとつ気づいたことがあります。
どちらの神社にも三つ巴紋があり、その向きが、私がこれまで追ってきたものとは違っていました。


そして、同じ向きの三つ巴紋を持つ神社として、宇佐神宮のことを思い出しました。

住吉神社も、志賀海神社も、海と深く関わる神社です。
住吉三神は海上交通や航海と関わる神として知られ、志賀海神社は綿津見三神を祀る「海神の総本社」とされています。
では、三つ巴紋は、海と関係しているのだろうか。
そんな疑問が浮かびました。
もちろん、三つ巴紋が海を表している、と今の時点で言うことはできません。
ほかにも、弓の武具のひとつである「鞆」や、勾玉という説もあります。
ただ、海に関わる神社で同じ向きの三つ巴紋を見つけ、そこから宇佐神宮へ視線を戻してみると、気になることがあります。
現在の宇佐神宮周辺を含む宇佐平野は、古い時代には現在より海面が高く、海や入り江、湿地が広がっていたと考えられています。
そう考えると、現在の宇佐神宮がある一帯も、今とは違う風景の中にあったのかもしれません。
海と神社と、三つ巴紋。
答えは分かりませんが、気になる「点」のひとつです。
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