日本各地の神社を訪ねていると、瀬織津姫(せおりつひめ)という神様の名前に出会うことがあります。
水や川、滝、祓(はらい)などと結びつけて語られることもあり、神社によって、その祀られ方や伝わり方はさまざまです。
一方で、瀬織津姫は「古事記」「日本書紀」には登場せず、「延喜式」の祝詞などに名前が見られます。
なぜ、この神様がさまざまな場所で祀られているのか。
どのような由来で、その名前が伝わってきたのか。
気になって調べていくうちに、瀬織津姫を祀るとされる神社をまとめてみることにしました。
自分自身の調査や、いつか訪ねてみたい場所を探すためのリストでもあります。
※佐賀県・熊本県については、最初の資料には掲載がありませんでした。二冊目の資料に記載が確認できたため、今回追加しました。(2026/11/4)
瀬織津姫が御祭神の神社リスト
春日神社
所在地:佐賀県佐賀市富士町大字大野1151
気になった点:
- 「祭神 経津主命 天照大神 児屋根命 国常立尊 保食神 源義経 句々乃知命 斉藤実盛 菅原道真 田凝姫命 息長都命」(GoogleMapのクチコミ)
- 「由緒 後土御門天皇の延徳・明応間(一四九〇年頃)小城郡一四か山の地頭野辺田豊前藤原朝臣政房が当社を勧請。明治六年村社となる。祭神国常立尊外八柱は無格社合祀によって追加、同社の鳥居は寛文六年(一六六六)願主大宮司中村和泉守藤原重貞と銘してある。」(GoogleMapのクチコミ)
- 「神水川」のそば。
- 社殿の屋根に「左三つ巴紋」(GoogleMapの画像)
- 社殿の屋根にシャチホコ(GoogleMapの画像)
- 神社の入口に二本の石柱(GoogleMapの画像)


川上神社
所在地:天草市楢本町湯船原(書籍②には「湯船原441-1」と記載)
書籍②の情報:「瀬織津姫命を祀る。神体は川の石で、祭り当日は神体を水で洗う。供物は花・水・お神酒・赤飯・その年の収穫物・神体には甘酒をかける(『熊本県神社誌』・『栖本町誌』)
気になった点:
- 河内川近く
見つからなかった神社
下出夏神社
所在地:宇城市三角町中村下本庄
気になった点:
所在地付近にはいくつも神社があるが、該当神社は不明。「郡浦の天神樟」は気になるスポット。GoogleMapのクチコミで「熊本には天神樟という呼び名の木が3本あり信仰の対象だった。この神社もクスノキが御神体。」という情報。
水元神社
所在地:天草市楢本町湯船原358-1
所在地付近にはいくつも神社があるが、該当神社は不明。
書籍②の情報:「瀬織津姫命を祀る。水元大明神。水くり様として祀られている。この神様は湯船原の水田をうるおす川の源にあって、山頂近いところに鎮座されている。近年は水道の元神様としても祀られる(上米良利晴編『熊本県神社誌』青潮社・栖本町誌編纂委員会編『栖本町誌』栖本町)」
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参考書籍について
参考書籍①
※書籍内の「瀬織津姫神全国祭祀社リスト」を参考にしていますが、このリストは「神社本庁・各神社庁の資料、および各市町村史(誌)等を参考に、原則として『瀬織津姫』と祭神表示してまつっている神社に限定して掲載」しているそうです。(=天照大神荒魂・八十禍津日神・祓戸大神等の異称表記は除く)
参考書籍②
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