【豊のくにあと歴史の謎:連載6】天念寺で見た、海の模様

天念寺内・身濯神社
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右三つ巴紋を手がかりに、いくつかの場所を巡るようになっていました。

まだ何が分かるわけでもなく、ただ気になる場所へ足を運ぶ。
そんな時間が続いていました。

天念寺境内・長岩屋川の川中不動
天念寺 川中不動

その流れの中で訪れたのが、国東半島にある天念寺でした。

天念寺は、六郷満山のひとつとして知られる古い寺院。

山の中にありながら、どこか開けた空気があります。
岩肌と堂宇が近く、静けさの中に独特の存在感がありました。

境内を歩いていると、ある模様が目に入りました。

それは、波のようにも見える形でした。

天念寺内・身濯神社
国東半島 豊後高田市 天念寺 身濯神社 本堂

山の中にある寺で、なぜ「海」を思わせる模様があるのか。
そのときは、理由も分からないまま、ただ引っかかりが残りました。

後になって、その違和感が別の場所とつながることになります。
けれど、このときはまだ、何も分かっていませんでした。
ただ、気になったものを写真に収めただけでした。

振り返れば、この頃から「山の中の海」という感覚が、少しずつ現れ始めていたのかもしれない。

このとき見たものが、後にどこへつながるのか。
まだ、想像もしていませんでした。

(連載7につづく)

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    (連載中)

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この記事を書いた人

2021年より豊前市を拠点に活動。
写真と文章で表現と記録の間のようなこと。北部九州を中心に、「山の中の『海』」「宇佐神宮と逆向きの三つ巴紋」など、気づかれにくい痕跡を辿っています。ローカルメディア「豊のくにあと」 と古民家図書館TSUDURIを運営。たまにセミナーやイベント。

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