【豊のくにあと歴史の謎:連載7】応利山で見つけた小さな風の祠

応利山
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右三つ巴紋をきっかけに、いくつかの場所を巡るようになっていました。

まだ何かが分かったわけではなく。
ただ、気になる場所に足を運んでいました。

その流れの中で訪れたのが、国東半島にある応利山でした。

応利山-報恩寺-豊後高田市-国東半島 (1)

ここには、六郷満山の寺院のひとつとされる報恩寺の奥の院がありました。

山へ続く長い階段を登る。
残暑が厳しく、歩くたびに汗が流れました。
息を整えながら、ひたすら上へと進みました。

応利山

ようやくたどり着いた先に、小さな石祠がありました。

たしか階段手前に「風除大権現」と書かれた小さな板がありました。

なぜ、ここに風を除ける神が祀られているのか。
そのときは、よく分かりませんでした。

石祠の上のほうを見ると、巨石がありました。

磐座のようにも見える、大きな岩でした。

その光景を見たとき、ふと、以前に訪れた山のことを思い出しました。

北九州市にある権現山

あの山の山頂付近にも、似たような空気がありました。

お寺ができる前から、何かがあった場所なのではないか。

そんな感覚が、頭の片隅に残りました。

このときは、まだ何も分かりませんでした。

ただ、山の上に祠があり、その上に岩がある。

その配置が、どこか引っかかりました。

後になって、この場所にも、ある共通点があることに気づきます。

けれど、このときはまだ、それに気づいていませんでした。

ただひとつ、残ったのは違和感。

(連載8につづく)

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    (連載中)

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この記事を書いた人

2021年より豊前市を拠点に活動。
写真と文章で表現と記録の間のようなこと。北部九州を中心に、「山の中の『海』」「宇佐神宮と逆向きの三つ巴紋」など、気づかれにくい痕跡を辿っています。ローカルメディア「豊のくにあと」 と古民家図書館TSUDURIを運営。たまにセミナーやイベント。

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